Q.着物を解かずに染める「丸染め」はできますか?
A.以前は丸染めを扱っていた時期もありましたが、染むら・生地のスレ・縮みの問題が出た場合、補正が難しいため現在は取り扱いを中止しています。仕上がりの良さを考えると、解いて染めることおすすめしています。
Q.クリーム地の手織りの結城紬の着物は染め替えは出来ますか?
A.糸を染めてから織り上げる結城紬の染め替えは出来ません。薄い地色の結城紬でしたら、地色を地味にする色掛けならできます。ほかの紬の場合も同様に染め替えは出来かねます。
Q.柄が気に入っている若草色の訪問着の地色を少し濃くしたいのですがしてもらえますか?料金はいくら位かかりますか。
A.承ります。全体を染める色掛け、柄を生かし染める色掛けの2種類のやり方があります。表地全体を染める場合、染代は24,000円です。柄の部分が染まらないように色掛けする場合は、柄部分に糊伏せをし引き染めしますので、現品を京都の染工房に送り、見積もりを出してもらってからのスタートになります。
Q.派手になった絞りの羽織を持っています。絞りが好きなので何かに利用することは出来ませんか?
A.染めると絞りの立体感がなくなるので、絞りの柄や風合いを生かし、なごや帯にリメイクしてみてはいかがですか。なごや帯にするとすごく良く仕上がります。
Q.簡単に帯結びが出来るつくり帯に加工してもらえますか。
A.お持ちの帯をつくり帯「結楽々(ゆらら)」にお作りしています。帯結びが簡単にできるので若い方からご年配の方からも好評です。切らずに作るのでいつでも元にも戻せるので安心です。