新型コロナの影響で最上三十三観音が二年遅れで五月にご開帳になりました。一番近いところで上山の高松観音さま、遠いところで鮭川村や向町などを、五回に分けて小刻みに二人で巡りました。観音様巡りの言い出しっぺは妻で、私はアッシー君です。
五月から巡り始め、7月31日の三十三番札所「庭月観音さま」でようやく結願になりました。御朱印をいただき本堂のご本尊さまにお参りした後、副住職様から満願(結願)について説明をいただきました。
結願おめでとうございますという言葉、親のおいずりは寺に納め…という言葉を聞き何故かほっとした気持ちと親を送る年齢になったんだなと改めて実感し瞳が潤んできました。
観音さま巡りは今の自分たちの幸せを願う修行ということでした。歩いて巡る時代だったら修行だったと思います。今は小旅行気分で巡りその地域の美味いものを食べることも楽しみでした。何より二人健康で巡られることが一番です。観音巡りで山歩きもしばらくご無沙汰でした。
これからは、二人でまた山歩き再開です。