以前から訪れたいと考えていた「金蛇水神社と竹駒神社」。聞くところによるとお金を洗って禊をすることができるのだそう。そんなに混まないだろうと思っていたら人気のスポットらしく駐車場に入るのにも１５分くらい待つほどの人気ぶり。
さっそく本殿に向かいましたがここでも長い行列。お参りするまで２０分はかかっただろうか。
お金を禊をする。清らかな水でお金を洗うのは初めて、良いご縁がありますように。
禊の済んだお金はビニールの袋に入れて持ち帰りです。
次は竹駒神社に参拝です。以前訪れたのは37年前だった。ここでも良いご縁がありますように、家族が健康で過ごせますように、ほかいろいろと参拝してきました。
車を走らせ閖上漁港の朝市に向かいました。時間は12時を過ぎていて1時までの営業には間に合ったものの品物が少なく、はんぺんのようなものを買ってきたようだ。次に亘理町の漁港の直売所に向かう。亘理町には大震災の年の5月に訪れたことがあり、あれからどう変わったのか見てみたいと思っていた。直売所は14年前はプレハブ小屋での営業だったが、現在は鉄筋コンクリートの建物で営業し多くの人で賑わっていた。
その近くに丘があり歩いていくと鳥居もある。日和山という6.3mの丘である。読経の声も聞こえる、見ると丘の上で数人の僧侶の姿が見えた。
登っていくと海の方を向きお経を唱えている。鎮魂の読経かと思い、私たちも後ろに立ち手を合わせる。合掌。
近くには鎮魂の碑が立っていた。石板には亡くなった方の名前が刻まれていた。同じ苗字が数名並んでいるのが数多く目に入る。家で過ごしていたときに津波に巻き込まれたんだろうか。これが大震災の現実だと思うとあらためて哀しくなってきた。
この場所は鎮魂の場所のようになっていた。
海の近くに来たら、ホッキ飯とか魚料理が定番だと思ったが、海日和という店名に惹かれラーメンでも良いかと思い入ってみた。ちょっと塩気が強いがコクのあるスープで美味かった。
14年前に来たときは鳥の海温泉の建物も津波の被害で滅茶苦茶な状態だったが、今は何事もなかったように賑わっていた。ゆっくりと温泉に入りに来たいと思いながら帰路につく。
